食品のPRも可能?オンライン展示会で食品も魅力的に見せる!
食品のオンライン展示会は、全国から人が集まってくれます。また、動画を利用して食品の魅力を伝えられるため、オンライン展示会を開催するメリットは充分にあるでしょう。しかし、どうすればオンライン展示会で魅力的に食品をアピールできるのでしょうか。そこで今回は、食品のオンライン展示会ならではのメリットやデメリットを紹介します。
食品のオンライン展示会はまだ主流ではない
食品のオンライン展示会は、まだ、主流とはなっていません。ただし、主流ではないものの、食品のオンライン展示会を行った事例は存在します。
たとえば「FoodExpoオンライン食品展」では、YouTubeライブやFacebookライブを使用して、オンライン食品展を開催しています。オンライン食品展には、食材にこだわりたい方や珍しい食材を探している方などが参加しました。
そのほか、コロナ禍の厳しい状況である、卸売業者や生産者を応援したい方も、オンライン食品展に参加しています。コロナ禍で苦しんでいる、卸売業者や生産者は、現在も増えています。これから食品のオンライン展示会が流行る可能性は、充分あるでしょう。
また、シンガポールでは、日本食のオンライン展示会が定期開催されています。このように、コロナ禍以前から、食品のオンライン展示会を開催している事例もあります。
食品のオンライン展示会を開催するメリットとは
食品のオンライン展示会は、主流ではありませんが、開催すると多くのメリットがあるようです。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
食品の情報を伝えやすい
オンライン展示会では、食品情報をまとめた動画や食品が作られている様子など、動画コンテンツを使用して紹介ができます。そのため、限られた時間で、多くの方に食品の魅力を知ってもらえるでしょう。
また、動画以外にも食品の資料を作成しておくと、気になった方がダウンロードしてくれます。ダウンロードされた資料は手元に残るため、知り合いに食品を広めてくれることも考えられるでしょう。
このようにオンライン展示会では、限られた時間で、多くの方に食品の魅力を伝えることが可能です。
人気商品がひと目でわかる
オフラインの展示会は、会場を回らないと、どの食品が人気なのか知ることはできません。しかし、オンライン展示会であれば、人気のある出展ブースをひと目で知ることが可能です。また、会場を回る必要がないため、オフラインの展示会よりも多くの方に魅力を伝えられるでしょう。
全国から人が集まる
オンライン展示会は、ネット環境が整っていればどこからでも参加が可能です。そのため、全国から多くの人が集まってくれます。接点がなかった地域の人を集めることや集客の幅が増えることが期待できます。
また、オンライン展示会は、参加した人のデータを残してくれることが多いです。そのため、自分の食品に興味を持ってくれた層を把握することもできます。このように、簡単に分析や管理ができるのも、オンライン展示会の魅力の一つです。
食品をカテゴリーごとに検索できる
オンライン展示会の中には、食品をカテゴリーごとに検索ができる場合があります。オンライン展示会は、気軽に出展ブースに参加ができるため、好きなカテゴリーであれば一度食品を見に来てくれる可能性があるでしょう。
また、オンライン展示会は、基本的に、参加した人のデータを残してくれます。そのため、データによっては、直接営業することも可能でしょう。
オンラインならではのデメリットもある
食品のオンライン展示会には、メリットも多くありますが、デメリットがあることも事実です。食品のオンライン展示会に出展することを考えている方は、デメリットも知っておきましょう
試食や試飲ができない
オフラインの食品展示会では、食品を試食や試飲してもらえます。しかし、オンライン展示会では試食や試飲をしてもらうことはできません。そのため、食品の美味しさを伝えることが難しいです。
対策方法としては、ブースの来場者にサンプルを送ることや、事前に試食してもらった動画を見せることが挙げられます。
離脱されやすい
オンライン展示会は、誰でも参加できますが、簡単に離脱される傾向もあります。オフラインの展示会とは違い、こちらからアプローチすることが難しいです。
また、オンライン展示会は、気軽にブースを回れます。そのため、興味がない場合はほかのブースに行ってしまいます。なるべく訪問者を逃さないためにも、魅力のあるキャッチフレーズや資料を準備するようにしましょう。
チャットでのコミュニケーションに苦労する
オンライン展示会では、直接会話ができません。そのため、出店者と来場者はチャットでやり取りをすることになります。しかし、チャットでは対応できる人数が限られるため、興味を持ってくれた訪問者を取りこぼしてしまう恐れがあります。取りこぼしを防ぐためにも、事前に不明点を解決できる資料を作成するなど、工夫するようにしましょう。
食品のオンライン展示会は、主流ではないものの、実際に行われた事例があります。オンライン展示会ならではのメリットもあるため、今後流行る可能性は充分あるでしょう。また、食品のオンライン展示会には、試食や試飲ができないなどのデメリットもあります。オンライン展示会に出展することを考えている方は、デメリットを把握し、事前に対策方法を準備しておきましょう。